Works

当初の依頼は主庭等の植栽工事でした。そこから打合せを重ねる中で、お客様のこだわりやイメージが膨らみ、それに応える形で壁面緑化や2Fの目隠し、さらには隣地への配慮としての高木追加など、住まいへの愛着と共にプランが豊かに進化していった事例です。
イロハモミジをシンボルツリーとした主庭には、隣地周辺にアラカシ、道路面にオリーブを植栽しています。コウライシバの芝庭は当初から決定しており、その他の植物(アオキ、ウエストリンギア、ローズマリー、ラベンダーなど)も打合せを重ねて樹種を選定しました。タイルテラスと芝庭の拡がりは非常に雄大で心地よく、夜の景も幻想的です。
北側のRCウォール、南側の隣地との境界箇所、コートヤードには壁面緑化を施しました。樹種は全てヘデラヘリックスを用いて緑のカーテンを形成しています。他種を用いなかったことにより、ヘデラヘリックス一色の美しさと面の拡がりに圧倒されます。また、敷地に入ってすぐ北側の壁面緑化が見え、目を主庭に向ければ南側の壁面緑化があり、中に入ってコートヤードの壁面緑化へと、分断されることなく連続的に壁面緑化を楽しむことができます。
車路の中盤にポイントとして古木オリーブの植木鉢を配し、玄関周辺は4種の常緑性植物と常緑ヤマボウシを、コートヤード周辺は3種の常緑性植物を植栽し多種ではなく同種が集合した美しさを目指しました。
2Fは同じ色調の植木鉢を用意し、目隠しが必要な箇所に生育旺盛なセイヨウベニカナメモチを、主庭に面した箇所にマホニア コンフーサ、ユーカリ ポポラスを植栽し変化をつけています。※全ての箇所に自動灌水装置を設置し成育をコントロールしています。
今回の植栽計画、樹種選定等は、施主と何度も打合せを行い決定しました。日本に居ながら日本では無いような空間をつくるために意図的に落葉性の植物を減らして、常緑性の植物を多用しています。植栽一年目でまだまだ成育途中ですが、植栽管理を行い今後成育を見守っていきたいと考えております。日本に帰ってきて、この庭に戻られたときにホッとする空間になっているよう尽力していきたいです。
Data
K House 旅の途中
工種:ガーデン工事
所在地:岡山市中区
竣工:2022年
建築設計・施工:ー
外構造園設計・施工:Green Scape Lab(GSL)
施工協力:みのる産業(株)/彩匠左官/(株)アドサーブ/庭匠 隠れみの庭/T+C factory/片山建築工房
材料協力:(株)ヤマテー/三協立山(株)/グローベン(株)/(株)若生商店/(株)佐藤園芸
























