#001-ot 現存天守のこと

 足立美術館から次の目的地に行く前に、松江城を訪れました。お城にさほど興味があるわけではないのですが、創建時からほぼ残っている天守(現存天守)が全国に12棟あって松江城はそのうちの一つと教えてもらいました。残りの11棟のうち過去に行ったことがある備中松山城と、研修後に行った丸亀城も紹介いたします。


松江城、島根県立美術館→ 

現存天守(松江城)。木部は全て黒塗りで黒を基調としたつくりになっている。

野面積(のづらづみ)の石垣。穴太衆が工事に関わっている。

天守五階からの眺望が素晴らしい。宍道湖が近いので、島根県立美術館(設計:菊竹清訓、1999年)が見える。まだ訪れていないのでいつか夕日が見える時刻に行きたい。

備中松山城、頼久寺→

現存天守(備中松山城)。標高430mの臥牛山頂付近に建ち、山城としては最も高い所にある。

「追手門跡」周辺の石垣。岩盤の上に見事に積み上げられている。ふいご峠から山道を登って20分で到着。重機などがない時代に天守を建て、石垣を築いたという事実にただただ驚く。

高梁市といえば備中松山城の他に、ツツジ類の大刈込で有名なこの頼久寺(小堀遠州、1604年ごろ)。

丸亀城、丸亀市猪熊弦一郎現代美術館

現存天守(丸亀城)。高さ約15mで日本一小さい。

丸亀城は石垣も良い。

丸亀城から発見できなかったが、丸亀市といえば丸亀市猪熊弦一郎現代美術館(設計:谷口吉生、1991年)。

 私は大阪で生まれたのでおそらく一番最初にのぼった天守は大阪城です。高校時代は岸和田城の周辺を走っていました。何も気にせずに過ごした後、岸和田城の天守前にある「八陣の庭」が重森三玲の作と聞いて、「ちゃんと見とけば良かった!」。「なんかあるなー」とは思っていたのですが・・・

 今回、松江城は二回目でしたが、松江城が現存天守であることは初めて知りました。中四国に現存天守は結構たくさん残っていて、上記の他に高知城、松山城、宇和島城があります(中四国で6棟)。後、行けるとしたら姫路城、彦根城あたり。弘前城、松本城、丸岡城、犬山城は頑張らないと行けそうもありません。忘れなければ回ってみたいです。

 現存天守を調べていて、残っている地域はのどかな所が多いなーと思っていたのですが・・・第二次世界大戦のアメリカ軍の攻撃により水戸城、大垣城、名古屋城、和歌山城、岡山城、福山城、広島城が焼失(松前城は戦後の失火により焼失)、計8棟が短期間で無くなってしまいました。戦争の愚かさを示す一場面がここにもありました。

 いずれにしても400年から1000年近く前の遺構が残っている素晴らしさをかみしめながら、城巡りを楽しんでみてはいかがでしょうか。


松江城 訪問日:   2014年7月16日 13:00~

備中松山城 訪問日: 2013年2月13日 12:00~

丸亀城 訪問日:   2014年8月11日 12:00~

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